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頚椎椎間板ヘルニアの予防法を知りたい!

頚椎椎間板ヘルニアの予防法は決して一つではありません。日常生活の中で簡単にできる予防法を実践することで頚椎椎間板ヘルニアを未然に防ぐことができる可能性が高まります。

ここでは頚椎椎間板ヘルニアの予防法をいくつか紹介します。

頚椎椎間板ヘルニアの予防法

正しい姿勢をキープする

頚椎椎間板ヘルニアを患ってしまう要因はいくつか挙げられますが、特に注目したいのは「椎間板の老化」です。椎間板が老化すると本来の耐久性が失われていくため、結果として頚椎に大きな負荷がかかります。負荷を軽減するためには日常生活の中で正しい姿勢を維持することが重要になります。

ここで言う正しい姿勢とは、背筋をピンと伸ばしていながらあごを引いた状態を指します。さら背骨は緩やかなS字を描いているような状態(横から見た場合)が望ましく、逆に首を反らせているような姿勢を維持すると脊髄や神経に負荷をかける要因になるので注意しましょう。

普段から正しい姿勢をキープすることを心がければ、脊髄や神経への負荷を軽減できるだけでなく、見た目(姿勢)も美しくなるので一石二鳥と言えます。

長時間同じ姿勢でいない

頚椎椎間板ヘルニアを悪化させてしまう原因の一つとして、「長時間同じ姿勢でいる」ことが挙げられます。現代人は長時間のデスクワークなどによって長時間同じ姿勢で生活することが多くなっています。実は同じ姿勢をキープし続けることは頚椎や神経を圧迫させる原因になってしまうので椎間板ヘルニアを患う可能性が高まります。

よって頚椎椎間板ヘルニアを日常生活の中で予防するなら、長時間同じ姿勢でいることを改善することが最適。日常生活で注意したい行動としては以下が挙げられます。

これらの行動は痛みやしびれを発生しやすくなるので要注意です。

自分に合った枕を使う

頚椎椎間板ヘルニアの予防は就寝中も十分に注意しなければなりません。実は睡眠中の姿勢が頚椎に負担をかけている可能性があります(寝相が悪いなど)。よって、少しでも負担がかからない姿勢で眠ることが重要になります。

特に注意してほしいのは「枕選び」。自分の頚椎が描くカーブと枕がマッチしていないと、結果として悪い姿勢で眠ることになります。だからこそ、あなた自身に合った枕を選ぶことが重要です。

枕選びのポイントとしては以下のとおり。

また、眠る時に注意したいのは「うつぶせ」です。うつぶせで寝る行為は腰付近の背骨が過度に反り返るだけでなく、顔を左右いずれかに向けた状態になるので首に大きな負担がかかります。必ず仰向けで眠ることを心がけましょう。

半身浴を行なう

半身浴は血流を促進させ、体全体を温める作用があります。コリが緩和するケースもあるので、普段から定期的に半身浴を行なうことも頚椎椎間板ヘルニアを予防する最適な方法の一つになります。

ただし、満腹の状態での入浴は避けると共に、ぬるめのお湯にすることが重要になります。ゆっくりと浸かるようにしましょう。

なお、半身浴は肩にタオルをかけるか、お風呂の蓋を半分だけ開けて浸かるようにすると頚椎椎間板ヘルニアの保存療法「温熱治療」とほぼ同じレベルの効果を期待できます。

また、半身浴意外にも複式呼吸も効果的ですし、適度な運動(ウォーキング・水泳など)も予防としては有効。とはいえ、独学で実践すると状態を悪化させてしまう恐れもあるので、医師の診断及びアドバイスを受けてから安全に行ないましょう。

あなたは大丈夫?頚椎椎間板ヘルニアチェック

頚椎椎間板ヘルニアには共通した特徴があります。もちろん、症状は人それぞれ異なりますが、以下に紹介する項目に半分近く該当している場合、医師の診断を受けることをおすすめします。該当項目が多いほど頚椎椎間板ヘルニアを発症している可能性があるので十分に注意してください。

チェック項目

  1. 普段から肩こりに悩まされている
  2. 上もしくは下を向くと首・肩が痛む
  3. 寝違え・むち打ちの経験がある
  4. 腕がだるい・重い
  5. 指先がしびれている
  6. 力が入りにくい(主に腕)
  7. 咳やくしゃみで首・肩・腕が痛む
  8. 就寝時に腕が痛む
  9. 首を動かすと腕が痛い・しびれる

パソコンやスマホを操作する時は、姿勢に気をつけよう

頚椎椎間板ヘルニアの予防法はひとつではありません。日常生活のなかで実践できる予防法を一つずつ行なうことが大切になりますが、特に意識してほしいのは長時間のパソコンやスマホを操作している時の姿勢です。

長時間同じ姿勢を維持することは腰への負担が強くなるので、適度の休憩を挟んだり体を動かすなどしてリフレッシュする時間も設けましょう。姿勢に注意を払った生活を送ることで未然に椎間板ヘルニアを予防することができます。

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