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頚椎椎間板ヘルニアの再発について

頚椎椎間板ヘルニアは再発することがあるのでしょうか?その防止策と一緒に解説します。

頚椎椎間板ヘルニアは再発するの?

結論から言えば、頚椎椎間板ヘルニアは再発することがあり、治療で症状が改善したとしても、その後症状が現れ始める可能性もあります。再発率は治療方法や術式によって変わりますが、内視鏡ヘルニア摘出術で約3%と言われています。

ただし、治療前のような強い痛みやしびれが出ることは少なく、再発後にすぐに治療を開始すれば症状が重くなる可能性は低いです。

再発する原因として考えられることは、ヘルニアの根本的な原因を解消しない治療方法を用いたことや、筋肉が固まってしまうことなど。また、日常的に頸椎に負担をかけている場合も再発する可能性が高くなります。

頚椎椎間板ヘルニアとは

頚椎椎間板ヘルニアとはそもそもどのような疾患なのでしょうか。原因と症状についてご紹介します。

頚椎椎間板ヘルニアの仕組みと原因

頚椎椎間板ヘルニアとは、下記の文献にあるように頸椎と頸椎の間にある「椎間板」という組織が壊れて後ろのほうに飛び出すことで、神経根や脊髄などの神経を圧迫する疾患のことです。神経既婚や脊髄などの神経は頸椎よりも後ろのほうにあるので、飛び出した椎間板によって押されてしまいます。

この椎間板は上下の頚椎を連結しており、ある程度の弾力がありますが、この椎間板の組織がこわれて脊髄や神経根が急激に圧迫されるようことがあります。これが、頚椎椎間板ヘルニアと呼ばれるものです。

出典:日本脊髄外科学会:頚椎椎間板ヘルニア

このような仕組みで頚椎椎間板ヘルニアが発症しますが、原因となるのは、加齢、姿勢の悪さ、頸椎への過度の負担、交通事故による衝撃などです。稀に原因不明の場合もあります。

頚椎椎間板ヘルニアの症状

ヘルニアによって神経が圧迫されると、首・肩・腕に痛みやしびれが生じてきます。

最初の段階では、寝違いや肩こりなどのように感じられますが、放置していると箸をうまく使えない、ボタンがかけられないなど、指先の細かな運動ができなくなり、歩行困難、排尿障害、めまい、吐き気など、重篤な症状に襲われるようになります。

再発の防止策

頚椎椎間板ヘルニアは再発する可能性があるため、治療で痛みがなくなった後も、再発の防止に努めるようにしましょう。

筋肉をしっかりとほぐす

首の周りの筋肉が固まることで、頚椎椎間板ヘルニアは再発します。そのため、毎日の生活の中で筋肉をしっかりとほぐすようにすることが大切です。

一例としては、お湯に浸かって温まること、こりを感じたらマッサージやストレッチをすることなどが挙げられます。また、筋肉を鍛えるために軽いトレーニングや運動をすることも効果的です。

定期的なメンテナンスをする

病院や治療院では、頚椎椎間板ヘルニアのメンテナンスを行なってくれるところもあります。専門の病院であれば、リハビリ施設を利用したメンテナンスを受けられますし、治療院であればマッサージなどを受けられます。

痛みがなくなった後も定期的なメンテナンスを続けることで、痛みを感じにくくなるだけでなく、再発を予防できる可能性も高まります。

生活習慣に気をつける

頸椎になるべく負担をかけないことは、再発予防のために大切です。俯いた姿勢を長時間続けることや、重い荷物を頻繁に持つことは頸椎の負担になるので避けましょう。

特に、治療完了後すぐに今までのように家事や仕事を始めると、頸椎だけでなく筋肉にも負担がかかります。

まとめ

頚椎椎間板ヘルニアは一度改善しても、再発する可能性があります。再発率は治療方法によって変わりますが、例え再発したとしてもすぐに治療を開始すれば重症になることは少ないでしょう。

ただし、日常の生活の中で再発防止に努めることは大切です。筋肉を固まらせないようにして定期的なメンテナンスを欠かさず、頸椎や筋肉に負担をかけないように生活習慣に気をつけてください。