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頚椎椎間板ヘルニアと水泳

腰椎椎間板ヘルニアのリハビリとして利用されることもある水泳ですが、頚椎椎間板ヘルニアと水泳の間にはどのような関係があるのでしょうか。

水泳は頚椎椎間板ヘルニアの原因になるのか?

水泳は頚椎椎間板ヘルニアの原因?

頚椎椎間板ヘルニアの原因として、運動やスポーツが挙げられることがあります。

そのため、水中で水の抵抗を受けながら、激しく首を上下運動させることもある水泳によって、頚椎椎間板ヘルニアのリスクが高まる可能性は0でないでしょう。

ただし、水泳が確実に頚椎椎間板ヘルニアの直接的な原因になるというデータは証明されておらず、必ずしも水泳をしているからといって頚椎椎間板ヘルニアになるとは限りません。

また、頚椎椎間板ヘルニアの原因の1つとして、運動不足による首や背中の筋力・柔軟性の低下があり、逆に無理のない範囲で楽しめる水泳がヘルニア予防になる可能性もあるでしょう。

腰椎椎間板ヘルニアと水泳の関係

腰椎椎間板ヘルニアにおいてもまた、水泳が必ずしも発症リスクを上げるとは証明されていません。ただし、過度なトレーニングや運動の積み重ねが、ヘルニアの原因となる可能性はあります。

頚椎椎間板ヘルニア発症後の水泳は危険?

頚椎椎間板ヘルニアが発症した場合、まずは症状を悪化させないために、保存療法を行うことが必要です。

保存療法としては、首を保護する頚椎カラーを装着したり、姿勢矯正や運動療法によって日常的な首への負担を軽減させたり、またブロック注射や投薬治療など複数のものがありますが、いずれの場合にしても、首を安静にして痛みを和らげるということが第一の目的になります。

そのため、頚椎椎間板ヘルニアの発症後は、水泳を含め、首に負担がかかる危険性のある運動やスポーツについては、ドクターストップがかかる可能性が高くなります。

また、頚椎椎間板ヘルニアが進行すると、痛みだけでなく筋力低下や手足のしびれ・マヒといった、運動機能障害が引き起こされることもあり、もしも水中で思わぬ運動障害が発生した場合、溺れてしまう危険もあるでしょう。

椎間板ヘルニアのリハビリとしての水中運動

水の中を激しく泳ぐような運動は別として、水中に立って歩くというような、軽度の水中運動は、腰椎椎間板ヘルニアなど、様々な病気のリハビリとして活用されることがあります。

水中運動療法・アクアサイズ

糖尿病や高血圧症といった生活習慣病の改善・予防を目的として、ウォーキングや健康体操などの有酸素運動が推奨されていますが、体に痛みがある人や肥満体型の人にとって、それらの運動は決して楽でありません。

しかし、水中でゆっくりと歩いたり、体操を行う水中運動(アクアサイズ)であれば、水の浮力によって体重が支えられ、足腰への負担が軽減するので、地上で運動をすることが難しい人でも、気軽に運動を始められる可能性があります。

また、激しく手足を動かさなくても水の抵抗があるおかげで、運動が苦手な人や関節痛などがある人、運動機能に障害を持つ人などでも、体や筋肉に対して充分な運動効果を期待できます。

その他、適切に浮き輪をつけておけば、運動中に足を滑らせて転倒するといった危険も回避できるので、高齢者や下半身の筋力が低下しているような人にとっても、水中での運動はメリットが多いといえるでしょう。

頚椎椎間板ヘルニアのリハビリに水中運動療法は有効か?

頚椎椎間板ヘルニアのリハビリでも、水中運動療法が取り入れられる場合はあります。

しかし、頚椎椎間板ヘルニアでは首への直接的な負担が厳禁であり、水に顔をつけて泳ぐような行為は、水の抵抗を頭部や首に受けるため、ドクターストップがかかる可能性が高いといえます。

頚椎椎間板ヘルニアの手術後に水泳競技を再開できる?

歩行障害や運動機能の低下など、頚椎椎間板ヘルニアの症状が重度であった場合、手術後に数週間から数ヶ月間のリハビリが必要になることもあります。

仕事や学業の再開は、リハビリを行いながらでも可能ですが、スポーツ競技としての水泳に関しては、再開時期や方法など、主治医の指示に従わなければなりません。

※この記事の作成に参考にしたサイト