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首のヘルニア(頚椎椎間板ヘルニア)の主な症状

頚椎椎間板ヘルニアの主な症状

頚椎ヘルニアの代表的な症状は、頚椎を傾けた時に走るピリピリとした痛みです。首の後ろ側から背中にかけて、寝違いによく似たしびれや鈍い痛みが走ります。進行すると、徐々に首を自由に動かすことができなくなり、腕や手も痛み・しびれが発症。症状が進むと、下半身にも症状がみられ、歩行が不自由になります。

症状が軽い場合は、数週間から数か月で改善しますが、症状が悪化していき手術が必要になってくる場合もあります。デリケートな組織の為、早期発見・早期治療が大切です。

頚椎椎間板ヘルニアの症状3段階

頚椎椎間板ヘルニアの症状は多岐にわたり、段階的に症状が進行していきます。初期・中期・後期の3段階に分けて症状をみていきましょう。

初期

椎間板の動きの低下・変形が生じると、頸の後頭部から背中・胸の前方にかけて、痛みや凝り・だるさといった違和感を覚えるように。しかし、だるさや違和感は疲れがたまっているときにも出やすく、頚椎椎間板ヘルニアと気づかない人がほとんどです。

気づかずに症状が進むと、腕や手の痛み・しびれ・握力低下・背中に痛みが走る症状があらわれます。特に首は、後ろに伸ばしただけで激痛を感じるようになります。

初期症状の治療

初期の治療法は、保存的療法と呼ばれる痛みなどの症状に対する対処療法が主です。姿勢を整える・長時間重いものを片手で持たない、といった首の負担になる生活習慣を見直します。他にもブロック注射薬の服用によって症状が改善するケースも。

最近では、メスを入れないで手術ができる「PLDDレーザー治療」を行い、神経を圧迫している椎間板を取り除くという方法もあります。体への負担が最小限ですむため、高齢者の方でもすぐに症状を改善できるようになりました。

中期

頚椎椎間板ヘルニアが初期から進行すると、頭や脚といった首から離れた場所に症状が出現。頸部の後ろから、後頭部・側頭部にかけて痛みが走り、目の奥が痛くなったり、充血しやすくなります。骨が変形することで脳への血流が悪くなり、めまい・ふらつき・耳鳴り・吐き気が生じるのです。

治療をせず血管が圧迫されたままの状態が続いて動脈硬化が重なると、血管内部が狭くなり椎骨動脈狭窄症になるおそれも。さらに症状が悪化していくと、脳梗塞に発展する可能性がでてきます。

中期症状での治療

頭痛・めまいの症状がみられる場合の治療法は、リハビリか後頭部・頸部ブロック注射による痛みの緩和、血管の収縮・筋肉の緊張を抑えることが有効です。症状が進み、椎骨動脈狭窄症や脳梗塞の恐れがある場合は血液拡張剤・星状神経ブロックを行い、全身の血流改善を行います。

後期

頸部脊椎が圧迫を受けると、上半身と下半身に神経障害が現れます。初期症状に見られた手のしびれがひどくなり、手足の痛み・歩行障害・筋委縮・筋力低下といった様々な症状が発生。日常生活に支障をきたし始め、手術を必要とする状態です。

さらにヘルニアが大きくなると、排便・排尿に関わってきます。膀胱直腸障害を起こし、尿や便が出にくくなり、ひどくなると完全に出なくなる(尿閉・排便障害)か、反対に、頻尿や尿失禁がみられるようになります。このような症状が現れた場合には、早期の治療が必要です。

後期症状での治療

障害が複数出てきている場合でも、症状が軽いのであれば、リハビリでの回復が見込めます。基礎体力を向上させ、体のバランスを作ることが重要です。しかし、膀胱直腸障害を起こしているときや、足が動かない・曲げることができないといった際には緊急手術(内視鏡摘出手術切開手術)を受ける場合があります。手術には高度な技術を必要とするため、熟練した技術を持った整形外科医を選びましょう。