内視鏡摘出手術治療

ここでは、頚椎椎間板ヘルニアの内視鏡手術について紹介しています。

合併症を最小化した最新鋭の治療法

内視鏡レーザーによる切除術は、皮膚を切開してヘルニア部分をすべて除去する切開手術とは異なり、大部分の椎間板組織を保存しながら行う最新鋭の治療。従来の切開手術の場合、金属や人口椎間板を使用することから、場合によっては神経癒着、硬膜外部出欠、神経損傷などの合併症を起こすことが問題視されていました。

このような合併症を防ぐために開発されたのがレーザー内視鏡手術です。首の前方から食道と気道を押しのけて、椎間板内に細い内視鏡を挿入する手術で、モニターを確認しながら施術を行うことができるので、ヘルニアの断片だけを除去して、正常な椎間板は保存することができます。

手術方法

麻酔は局所麻酔を使用。一部敏感な方の場合は全身麻酔を行う場合もあるそうですが、一般的には局所麻酔がほとんどです。

皮膚を通して約0.5mm程度の細い管を椎間板の中に入れ、内視鏡で確認しながらヘルニアの断片をレーザー照射して気化させます。手術時間は約60分。状態によっては当日退院から1~2日の入院を経て退院することができます。

手術を受ける際の注意点

内視鏡による摘出手術は手術方法の観点からすると優れた治療法ですが、手術を行う医師の技量が問題です。手術を行っているすべての医師が高い技術を持っているわけではなく、病院や医師による技量の差は大きいと言われています。その為、内視鏡手術を受ける際には、手術件数、成功事例などを明確に提示されているかの確認が必要です。

日本整形外科学会の技術認定医は認定基準が非常に厳しいため、資格を持っていれば技術的には問題ないと思って良いでしょう。