MENUCLOSE
決定版!頚椎椎間板ヘルニア治療徹底ガイド » 頚椎椎間板ヘルニアの治療方法 » 【手術】PLDDレーザー治療

【手術】PLDDレーザー治療

ここでは、頚椎椎間板ヘルニアの治療で近年注目を浴びているPLDD法について紹介しています。

PLDDレーザー治療とは

PLDDはレーザーを使った「切らない」頚椎椎間板ヘルニアの手術治療です。新しい治療のひとつで、椎間板にレーザーファイバーを刺して、神経を圧迫している椎間板の髄核部分にレーザーを照射。そうすることで、神経を圧迫している椎間板を取り除き、痛みなどの症状を緩和させる方法です。レーザーの照射時間はわずか5分程度で、手術後はその日のうちに帰宅ができます。PLDDは「Percutaneous Laser Disk Decompression」の頭文字を取ったもので、日本では「経皮的レーザー椎間板減圧術」という名称でも呼ばれています。

PLDDレーザー治療のメリット

手術方法なのに体への負担が最小限ですむ

従来の頚椎椎間板ヘルニアの手術は、かなり大がかりな手術となり、メスを入れる範囲も広範囲なものになっていました。しかし、PLDDは、頚椎に挿入するレーザーを入れるための最小限の傷で済むため、体への負担が少ないのがメリット。手術を受けてから日帰りで帰ることもできます。

高齢者や高血圧、糖尿病患者も受けることができる

PLDDは、糖尿病や高血圧といった全身疾患を抱えている人でも受けることのできる手術です。一般的に外科的な体への手術は負担が大きく、高齢者や高血圧の方は受けることができません。しかし、PLDDであれば手術の負担が最小限なので受けられることがほとんど。今までヘルニアの痛みがなくなるまで耐えるしかなかった人たちでも、すぐに症状を解消できる画期的な治療です。

PLDDレーザー治療のデメリット

健康保険の適用がなく自費診療になってしまう

PLDDは健康保険の適用になりません。そのため自費診療となってしまい、治療費が高額になってしまうことが多いようです。また、自費診療となるため受けるクリニックによっては治療費用の差がものすごく出てしまうこともあります。クリニック選びは慎重に行なう必要があるでしょう。

重度のヘルニアには効果がない

重度のヘルニアの場合、PLDDの手術を行なっても効果はありません。そのため重度のヘルニア治療には切開手術など、ほかの治療法を検討することになります。

治療について

具体的な手術方法は、局所麻酔下、皮膚の上から直径1mmほどの椎間板針をレントゲン透視下で椎間板そのものに刺し、その中にレーザーファイバーを挿入してレーザー照射を行います。よく行われているのは椎間板中央部への照射ですが、病巣は中央ではなく後方部の神経周辺なので膨隆部そのものに照射を行う場合もあります。その後、椎間板の亀裂部から水を流出させることで神経と癒着している部分を剥離し同時に硬膜外疼痛物質も洗浄します。

治療期間

照射時間はわずか5分程度。術後は1時間ほど安静が必要になりますが、その後帰宅でき、翌日からシャワーも仕事も可能です。

期待できる効果

レーザーを照射することで椎間板の中に小さな空洞を作り、椎間板の圧力を弱めることで空洞に飛び出ていたヘルニアが引っ込み、痛みやしびれといったヘルニアの症状が改善します。

どんな人に向いているか

保存的療法で効果のない軽度~中度の椎間板ヘルニアの方です。

PLDDレーザー治療の治療の流れ

  1. 医師による診察を受け、医師とカウンセリングをして治療の適用があるかどうかを確認します。医師に今の状態を話し、しっかりとすり合わせることが大切です。PLDDには保険の適用がないので、料金面もきちんと話し合いましょう。
  2. 手術前にMRIやCT検査といった画像診断を受けます。手術時間は短く、メスを使わないので傷口が残ることもありません。PLDDは、手術を受けた後そのまま帰宅することもできます。日帰りでの手術が可能なため、忙しくて手術を受ける時間がない人でも手術を受けることができます。
  3. 手術直後は数時間ほどの安静が必要になりますが、その後はその日のうちに帰宅することもできます。そして、翌日からはシャワーや仕事も問題なく行うことができます。PLDDを受けた後、効果が出るまでの期間には個人差があります。手術後数時間で効果を実感する場合もあれば、数日や数カ月を要する場合もあるそうです。効果については手術前に、しっかりと医師に確認・相談をすることをおすすめします。

費用の目安

自費診療となるのでクリニックによって大きく異なりますが50~100万円程度です。

治療を受けた人の口コミ

クリニック選びの指標

最近ではPLDDを導入するクリニックが増えてきましたが、必ずしも良心的な治療を行うクリニックとは限りません。

最新の医療機器を使用しているか、治療経験が豊富か、治療件数を公式サイトなどで公表しているかなどを確認し、適応範囲や費用を明確にしている医院を選ぶようにしましょう。

注意すべきは、旧式のレーザーを使用している(神経損傷や椎間板炎を起こす恐れがある)、治療費用が安すぎる、宣伝色が強い、治療経験に乏しい、適応範囲や費用を明記していないクリニック。

PLDDの治療で起きやすいトラブルは金銭面です。頚椎部位へのレーザー治療は技術料がかかり割高になるケースが多いので、事前に確認することをおすすめします。

※参照元サイト