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【保存的療法】温熱療法

ここでは、頚椎椎間板ヘルニアの保存治療で行われる温熱療法の内容や効果についてまとめています。

温熱療法とは

温熱療法は物理療法と呼ばれる方法に含まれる治療です。体の部位にホットパックや温湿布を患部にあてる方法や入浴で体を温める方法などがあげられます。体を温め、血液の流れを良くして筋肉の緊張をほぐすことで、患部の痛みやしびれを緩和させるのです。また頚椎椎間板ヘルニアだけでなく五十肩や捻挫にも効果があります。繰り返し行なうことで効果が高まるようです。

温熱療法のメリット

メスを入れる治療ではないため体への負担が軽い

温熱療法は昔から行われている治療で、患部を温めることで血行の流れを促進したり、代謝をアップさせたりする方法です。メスを入れる方法ではないため、体への負担は最小限で済みます。さらに、比較的すぐに効果が実感できる治療法です。

家でも気軽に行なうことができる治療

患部に「温めたタオルをあてる」「温湿布をあてる」という方法でも行えるので、家でも気軽に治療ができます。また、この療法は温めることにより、筋肉の緊張をほぐす効果もあります。そのため、痛みが筋肉の緊張により起こっている場合には、すぐに効果を実感できます。自分のヘルニアの症状に温熱療法が向いているのかどうかは「入浴時に体を温めた時、症状が軽くなった」といった点で判断できます。

温熱療法のデメリット

体の表面だけしか効果が期待できない

10分間温熱療法を行うと皮膚表面温度は10度ほど上昇します。しかし、体の深度1cmにもなると15分で2度ほどしか上昇しません。表皮から2cmになれば 30分経ってもほとんど変化はないそうです。温められている部位の表面の血行を促進する効果はありますが、体の奥深くの痛みを緩和したい時などは、温熱療法はほとんど効果がないようです。

熱傷と低温ヤケドの可能性あり

患部を温めることで血液の流れを促進し、代謝をアップさせる効果がある反面、熱を与えすぎてしまうと熱傷や低温やけどの可能性が高まります。温熱療法を行なっている体の部位に少しでも「熱い、痛い、ヒリヒリとした刺激がある」という方は、すぐに治療を中断しましょう。

温熱療法の治療の流れ

  1. 医師による診断を受けます。温熱療法を受けると症状が悪化してしまう人がいます。患部に傷がある人、血液やリンパ腫の疾患を抱えている人は、患部を温めることで炎症が悪化してしまう可能性があるため、治療は受けられません。
  2. 病院ではホットパックやマイクロ波を使う方法で患部を温めます。医師や理学療法士が治療を担当し、様子を見ながら治療を行い、ヘルニアの痛みを緩和します。家で温熱療法をする場合には、患部の痛みや異変に気をつけて行います。
  3. ヘルニアは一度なってしまうと再発しやすい疾患でもあります。温熱療法で治療を終えたあとは、他の保存療法などを続けていき、再発を防ぐための対策を行う必要があります。温熱療法はあくまでも痛みを緩和させつつ、その間に人間の持つ自然治癒力により、痛みを回復させることができる治療法なのです。

費用の目安

保険が適用されるため比較的安価ですが保険適用されない整体やカイロプラクティックで骨の矯正も併用することがあるため、どのような治療をどこで行うかによって費用は色々です。