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頚椎椎間板ヘルニアとゴルフ

頚椎椎間板ヘルニアは、ゴルフを楽しむ上で非常に厄介な病気です。頚椎椎間板ヘルニアとゴルフの関係について確認していきましょう。

ゴルフは頚椎椎間板ヘルニアの原因になるのか?

ゴルフによる体への影響と頚椎椎間板ヘルニアとの関係

ゴルフは老若男女が楽しめるスポーツですが、実はかなり首や足腰へ負担をかける競技でもあり、頚椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアの患者にとって、決して無視のできないスポーツといえます。

前傾姿勢

ゴルフでは、足下にあるボールを、ゴルフクラブによって打つという競技の特性上、どうしても前傾姿勢を維持することが必要になります。

人の頭部は、体重のおよそ8~13%もあるといわれ、ゴルフでボールを打つために前傾姿勢で構えている間、首はそれだけの重さの頭部をずっと支えなければなりません。

体のひねり

ゴルフでは一般的に、視線を足下のボールへと固定したまま、体を捻りながらクラブを振り上げて、再びそれを打ち下ろすという動作を行います。

ゴルフでは正確にボールを打ち抜くため、ゴルフクラブを振り上げる際に頭部を揺らさないようにしなければならず、必然的に首を固定したまま体をひねることになります。

その結果、腰や背骨、首などにも負担がかかりやすくなります。

激しい衝撃

そもそもゴルフは、硬いゴルフボールを、人間が思いきり素手で投げて届く距離の何倍もの遠さまで、ゴルフクラブで打った衝撃により弾き飛ばすことが必要な競技です。そのため、作用反作用の原則により、インパクトの瞬間に体へ相当の反動があることも必然です。

ゴルフは必ずしもヘルニアの原因とは言い切れない

首や背中、腰などへの負担が大きいゴルフですが、反面、必ずしもゴルフが頚椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアの発症原因になるとは限りません。

ゴルフや水泳、野球などのスポーツが、椎間板ヘルニアの発症リスクを上げるかどうかについては、研究者の間でも意見が分かれているところであり、ゴルフ好きの人が頚椎椎間板ヘルニアを発症したからといって、それが全てゴルフによる影響だとはいえないのが現状です。

しかし、頚椎椎間板ヘルニアを発症してしまってからは、ゴルフを継続することで首への負担が増大し、症状が悪化する可能性も高まるので、注意しなければなりません。

頚椎椎間板ヘルニアの症状とゴルフへの影響

頚椎椎間板ヘルニアの症状によって、ゴルフのプレーに支障を来す可能性があります。

痛み

頚椎椎間板ヘルニアの代表的な症状として、首や手などへの痛みがあり、その痛みによってプレーに集中できなくなる可能性はあります。

視覚障害

頚椎椎間板ヘルニアが進行すると、目の機能に悪影響を及ぼすことがあり、視力の低下や視覚機能の異常などは、ゴルファーにとって大きな問題です。

手足のしびれ・マヒ

ゴルフクラブを握る指先がしびれたり、手足が思うように動かない結果、スイングフォームに狂いが生じて、思い通りにボールを飛ばせなくなることも珍しくありません。

歩行障害・筋力低下

カートを利用したとしても、やはりゴルフ場では長い距離を歩かなければならないので、下半身の筋力が低下したり歩行障害が生じたりすれば、そもそもゴルフのラウンドそのものが不可能になります。

頚椎椎間板ヘルニア発症後のゴルフ

治療中のドクターストップ

頚椎椎間板ヘルニアが発症した場合、まずは首の保護や安静、ブロック注射、運動療法などの保存療法が行われることが一般的です。

そのため、首に負担のかかるゴルフについて、ドクターストップがかかることは少なくありません。

実際、ゴルフをすることによって、症状の深刻な悪化を招く可能性がある以上、少なくとも医師からの許可が下りるまでは、ゴルフ場でも練習場でも関係なく、ゴルフをプレーすることは危険です。もちろん、自宅でのスイング練習だけでも同様です。

治療後の再開

ヘルニア症状がひどかった場合、手術による治療をした後でも、一定期間のリハビリが必要になります。

リハビリの終了時期や、その間のスポーツの再開などに関しては、主治医としっかり相談することが重要です。