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肩こりは首ヘルニアの初期症状?

こちらでは頚椎椎間板ヘルニアの可能性がある肩こりの症状について解説します。

肩こりとヘルニアの症状は似ている?

肩こりがいつまでも良くならないと言って悩んでいる人は多いのですが、肩こりではなく頚椎のヘルニアであることも多いんです。肩こりの症状と軽度の頚椎椎間板ヘルニアの症状はとてもよく似ていると言われていますが、それぞれどのような症状があるのでしょうか。

肩こりの症状

肩こりは肩、首、背中付近の血行不良で老廃物が溜まってしまい、それが長期に渡って続くことで筋肉に緊張が起きている状態です。血行不良になる原因には色々ありますが、肩や首を沢山動かしているより動かさないような生活をしている人に多いです。これは筋肉が動かすよりも動かさない方が疲労するようにできているからで、実際、長時間つり革につかまっているととても疲れますよね。

パソコンなどを使っていると画面をじっと見ている時間が長く、首もずっと同じ状態のまま動かしませんし、キーボード入力も指や手首が動くだけで首や肩の位置は動きません。編み物などの手芸も同様です。肩こりは、このように筋肉を動かさないことが原因で起きるのです。

頚椎椎間板ヘルニアの症状

頚椎椎間板ヘルニアは脊椎の神経が圧迫されることが原因で起こります。首には首、肩、背中、腕、手、指を支配する神経があり、頚椎の神経が圧迫されると、その神経に関係する部分に症状が出てきますが、しびれる、痛い、だるい、つっばる、ジンジンするなど、その症状は人によって異なります。

軽度のヘルニアの場合、肩こりや筋肉痛だと思って放置する人も多いのですが、悪化すると手足に麻痺が出たり痛みがひどくなるだけでなく手術をしなければいけない状態になるので、できるだけ症状が軽いうちに医師の診察を受けることをおすすめします。

肩こりと椎間板ヘルニアの違い

肩こりと頚椎椎間板ヘルニアの症状には以下の5つのような違いがあります。

1. 首、背中、肩だけでなく手や腕にも痛みがある

頚椎椎間板ヘルニアは神経を圧迫するのでは手や腕などにも痺れや痛みが出てきます。肩こりでは手や腕の痺れや痛みはありません。

2.上を見上げると首、背中、腕に痛みや痺れを感じる

上を見上げる動作は神経を圧迫するので頚椎椎間板ヘルニアの場合は痛みや痺れを感じます。

3.マッサージ治療を受けると症状が悪化する

肩こりの場合、マッサージで強い刺激を受けても問題ありませんが、頚椎椎間板ヘルニアの場合は症状が悪化します。

4.有酸素運動で症状が改善しない

肩こりは筋肉が緊張している状態なので水泳、ウォーキング、縄跳びなどの有酸素運動で症状が改善する場合は肩こりの可能性が高いです。運動で改善しなかった場合は頚椎椎間板ヘルニアである可能性が高くなります。

5.寝ている時も痛い

頚椎椎間板ヘルニアによる神経痛は夜中や朝方に出ることが多いです。

※この記事の作成に参考にしたサイト

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